ZOOMを使ってセミナーをやろうとしたら、ハウリングを起こした話

インターネットビジネススクール講師
ツール担当の北野です!

 

ミーティングだけでなく、
応用すればオンラインセミナー(ウェビナー)でも使えるZOOM。

何気なくZOOMをウェビナー応用していたら、
僕の周りでZOOMでウェビナーをやる人が増えてきました。

(ここで言う「ウェビナー」は、ZOOMのウェビナー機能のことではありません)

 

音響知識があるので自然と回避していて気にしたことがなかったのですが、
ZOOMでウェビナーを開催するときに気をつけるポイントがありました。

 

「ハウリング」です。

 

ハウリングというのは、
マイクを使う環境で起こる「キーン」とか「ボーン」という
耳をつんざく音が発生する現象です。

このハウリングは、
マイクで拾った音を
増幅装置(アンプ)で音を大きくして
スピーカーから出てくる音を
またマイクで拾ってしまうと発生します。

音がマイク-アンプ-スピーカーをぐるぐる回るので、
ハウリングのことを「音が回る」と表現することもあります。

この現象を演奏方法として応用しているのが、
エレキギターの「フィードバック奏法」ですね。

耳も商売道具のミュージシャンのいるところでハウリングを起こすと、稀に気まずい雰囲気になることがあります。。
(ライブハウスでのサウンドチェック中に何度か経験しました。。)

 

このハウリングが、ZOOM会議でも発生することがあります。

ZOOMで発生する原因は、
複数端末(パソコンとスマホなど)を同じ会場で使っていて
スピーカーからZOOMの音声が出る状態で、
マイクがONの端末がそのスピーカーからの音を拾うと発生します。

1台の端末でZOOMを使っている場合は、このハウリングの対策がされているので、パソコンのスピーカーから音が出る状態で、パソコンのマイクで話をしていてもハウリングは起こりにくいです。

 

同じ現場で複数の端末でZOOMに接続する時のハウリング対策は、

  • 音を出力する端末(スピーカーをONにする端末)は1つにする
  • イヤホン/ヘッドホンで音を聞く
  • マイクONにする端末を1つにする
  • スピーカーONとマイクONの端末が別の場合、スピーカーとマイクを近づけない

というのが考えられます。

 

ZOOMのハウリングでお困りの時は、この辺りをチェックしてみると良いでしょう。

ZOOMのヘルプにも対策が載ってました!