原点回帰

久しぶりの投稿となってしまいました。。

この2週間弱、いろいろとありました。

  • 名古屋市営の文化小劇場の会館音響
  • 東京・両国国技館でT.M.R. LIVE参戦
  • ジョイポリス×T.M.R.コラボイベントで台風回避
  • 税務相談 in 名古屋
  • 祖母の三回忌 in 静岡

他にもこの期間で、
WordPressのイベントが名古屋で行われていたり、
会計セミナーや物販関係懇親会が東京で行われていたり、
福岡でも情報交換会が行われていたりしているんですが、
全てに参加出来ず。。

そして、昨日(28日)は、久々に観劇をしてきました。

劇団アルクシアター
第12回公演
「ユウエンチの秘密」


僕が演劇に関わり出すキッカケとなったのは、
アルクシアター主宰 やとみまたはちさんの作品「君の音が聞こえる」でした。

僕は、高校・大学は音楽活動が中心でした。
マタハチさんのバンド「ペンシルロケット」をライブハウスで観たりしてました。
そんな中、マタハチさんが作・演出・作曲をしたということで観劇することになりました。

音楽だけでなく演劇でもこんなに感動をすることがあるんだ!
と感激したのを覚えてます。

話はちょっとズレますが、
ちょうど今24時間テレビの時期で、
ドラマの中で音声読み上げシステムや点字が出てきて、
「音声ブラウザ」「点字ブラウザ」にも対応したWebサイト制作をしていきたいな、
と思っていたのを思い出しました。

以前、某家電量販店で販売員をしていた頃、
耳の聞こえないお客様の接客の時に、
「君の音が聞こえる」がキッカケで少し覚えた手話と筆談で接客した結果、
「あなたは接客のプロだ!本当にありがとう。これからも続けてください。」
と伝えていただけたことがありました。
このお客様の笑顔を見るために仕事していきたいなー、と思ったのも思い出しました。

最初に「君の音が聞こえる」を観た時は、劇団翔航群の作品としての上演でした。
それがキッカケで演劇を知り、その後別の翔航群の公演を観劇した後に入団。
演劇界に飛び込みました。

そして、最初に受けたオーディションが、
マタハチさんの主催する「アルクプロデュース」の最初の作品「S.P.A.M.69」でした。

オーディションでは落選したものの、
マタハチさんがまだ翔航群のメンバーでしたし、
翔航群メンバーも多数出演するということ(?)で、
S.P.A.M.69の稽古には見学参加させてもらうことができていました。

ミュージカル作品なので、ダンスの稽古とか参加してました。
この時のダンスレッスンがとてもハードで、
これ以降絶対にダンスはしない!と心に決めたのを覚えています(汗

本番直前に役者が一人出演できないということになってしまい、
台本の調整はもちろん入りましたが、代役として急遽出演できることになったのでした。
(実はマタハチさん、別の役を用意していてくださっていたようです。それは幻の役となりました)

そんな思い出のあるデビュー作のリメイクが今回の「ユウエンチの秘密」です。
S.P.A.M.69が初演、その後一度再演をしていて、今回は再再演です。

出演した時は、
自分が出演するシーンのことで頭いっぱいで全体像が見えていなかったのですが。。

今回、観客として改めて観て、こんな深い内容だったんだ・・・と感動しました。

心に何か残る作品
そんな作品に携わりたいなと思って始めた演劇。
そんな原点を思い出しました。

最近は物販の仕事ばかりで演劇は殆どやれてませんが、
演劇やっぱいーなーと改めて感じました。

関わっていたので、アルクには知り合いがたくさん。
終演後の客出しでは、挨拶して回ってきました。

児童虐待というヘヴィーなテーマのこの作品、
また再演されることがあれば、是非観に行ってください。

他のアルクの作品も、素晴らしい作品ばかりです。
次は3月に書き下ろし作品が上演されるようです。
劇団アルクシアター WEBサイト